自動アップデートでのトラブル

 WordPress3.0.4にするため、自動アップデートをしたら、「最新のバージョンをインストールしています…」のところで止まってしまった。

 その後、どのページにアクセスしても、「予定に基づいたメンテナンスを行っているためしばらくの間ご利用できません。少し間をおいて再度確認してください。」というメッセージが表示されるのみ。

 これは、メンテナンスモードが有効なままになっているからのようだ。

 再インストールかと思ってうんざりしたが、WordPress下に作成された「.maintenance」ファイルを削除すると、メンテナンスモードが解除された。

 今回は、アップデート自体は完了できたようなので、これだけで無事解決。

データベースのバックアップ [WP-DBManager]

 WordPressのバックアップを取るプラグイン。

 手動でも、自動でメールで定期的にバックアップファイルを送ってくれることもできる。DB最適化も自動でできる。

 このままだと、サーバーの仕様で、メール自動配信ができないので、ルートの .htaccess で、PHPファイルをCGIで動かす指定をする。

設定:XREA、CORESERVERの場合
mysqldumpのパス: /usr/local/mysql/bin/mysqldump
mysqlのパス: /usr/local/mysql/bin/mysql

ルートの.htaccessファイルに以下を追加


AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php

サーバー移転で、WordPressのリンクが全部切れた

 サーバー移転は、phpMyAdminを使って、問題なく終わったと思っていた。

 トップページも表示されていたし。ところが、メニューからのリンクが全部サーバーエラーになってしまっていたのだ。

 このサイトは、パーマリンク設定をカスタム構造「/%category%/web%post_id%.html」にしていて、それ自体は、phpMyAdminでインポートした際に、ちゃんと入力されていた。

 ただ、動作的に、この辺りが怪しいとは思ったので、元々入力されていたものを変更することなく、「変更を保存」を押すと、あっさりリンクは直った。

解決方法:管理画面>設定>パーマリンク設定 カスタム構造に入力されているのを確認の上、「変更を保存」を押す。

サーバーを引っ越した

契約更新のタイミングで、XREA + から、CORESERVER に引っ越した。XREA + では、wordpressのバージョンアップが面倒で、2.9のままで放置していたのだが、いいタイミングなので、新サーバーに3.0の新しいwordpressをアップロードした。

プレーンなwordpressを新サーバーにアップロードした後、phpMyAdminを使ってデータベースをインポート。

ドメインを、旧サーバーに向けていたものを、新サーバーに向けて、引っ越し終了。

さすが、wordpressの引っ越しも慣れてくると手早いねえと満足していて、ついうっかり面倒な事をやってしまった。XREA +のサーバーも予備用としてキープするつもりなのだが、有料から無料にすると、容量が50MBまでしか使えなくなってしまう。それで、サーバーの中身を整理するつもりで、いらないファイルを削除していたのだが、その流れで、/public_html/log の中身を一瞥して、「ここのログ見ないし、削除」ということで、中身を全部削除したのだ。実は、phpMyAdminとかのデータも全部ここに入っていたのに。しかも 、消すつもりだった旧サーバーではなく新サーバーの方を削除してしまったのだ。アクセスできなくなって初めてこの事態に気がついた。しょうがないので、CORE SERVER 管理画面から、再インストールするも、アクセスできず。訳がわからず、データベースを削除して、また新規に作成(←この動きは全く意味がないどころか、余計な仕事を増やしてしまった)。

時間を置いて、何度アクセスしても、エラーメッセージが出るので、違うブラウザでやってみると、ベーシック認証まで聞いてくる始末。こんなこと今まで一度もなかったので、どうも、phpMyAdmin 以外にも大事なファイルを削除してしまったような気がした。それで、思い当たるパスワードを入れて、何度目かでアクセス成功。phpMyAdminにも無事アクセスできるようになりました。

一時は、もう手に負えないと思って、別のサーバーに移ってしまおうかと思ったのだが、いいサーバーの空きがなくて、というか、今回たまたま取得できたサーバーはかなり良さそうなので、引っ越すのが惜しかったのだ。もう満員で、このサーバーの別アカウントを取る事もできなかったわけで。それで、なんとかならないかと試行錯誤した訳なのだが、今にして思うと、大事なファイルを削除したというよりは、やっぱり時間の問題だったような気がする。じっと待っていれば、使えていたのではないかなと。

キャッシュで高速表示 [ WP Super Cache ]

WordPressは、動的にページを生成する。このプラグインを使うと、キャッシュを作成し、静的ページのようにできる。
パーマリンクを有効にする必要があるようだ。

サーバーのキャッシュの様子を観察すると、誰かがそのページにアクセスするとサーバーにキャッシュされるようだ。
キャッシュの方法は、「Super Cache」と「WP Cache」があり、どれを利用するか選べる。

「Super Cache」‥‥優先的にキャッシュを使い、サイト表示を速くする。有効期限が切れていたり、新しいものがあっても、データベース に読みに行かない。
「WP Cache」‥‥データベースとキャッシュを比較して判断する。新しいものがあれば、データベースを読みにいくので多少遅くなる。

このプラグインが有効になっているかは、サイトのソースの下を見て、
<!– Cached page generated by WP-Super-Cache on 2009-11-20 18:25:39 –>などと書き込まれていれば成功。

「ログインしているユーザーはキャッシュを利用しない」という設定ができるのは、なかなか便利。

ちなみに、このサイトではまだ導入していません。近いうちに入れたいと思っています。